◎秋田の蔵はすごいよ。

秋田県は横手市。
稲庭うどん、きりたんぽ鍋、いぶりがっこ、ハタハタ.....
そして日本酒!
と、美味しいものがいっぱいの秋田ですが
ここ横手は「蔵」がスゴイ!

今回、仕事で訪れた蔵元、日の丸醸造さんは
「まんさくの花」という日本酒や麹'sという甘酒で知られていますが
今も現役で使われている「蔵」が素晴らしいことでも有名。

↓佐藤社長(左)と杜氏さん(右)。お二方ともお人柄が最高!
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うわさには聞いていましたが、実際訪れてみて大感動。
(写真ではその素晴らしさがほとんど伝わらないのが残念)

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↑客間(?)として使われる蔵の2階部分。
手前上部に見える「梁」は、いったい直径何メートル??
と思わせるほどの立派な秋田杉。もちろん1本。
2階に上げるだけでも大変そう.....。

すべての壁は、光沢のある漆喰で美しく仕上げられています。
なんと、この漆喰壁には"卵の白身"が練り込まれている!
独特の光沢はタマゴだったんですね〜。
どうりで、テンペラ画のようなツヤだ。
↓ツヤ、見えるかな....
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しかし、昔の人は本当にお金持ちだったんですね。
食卓にのることも稀だったタマゴの、しかも白身だけを
(黄味はどうしたんだろうか....)
おそらく数万個分は使ったと思うんですが
(だって天高10mくらいはある壁の表も裏もだもの)
どうやって入手したんだろうか!?

横手の蔵は「内蔵」といって、建物の中に蔵がある。
だから表から見ると、そんなに立派な蔵が
隠されているとは分からないのです。
(っていうくらい、外観とのギャップあり)

↓見て下さい。建具もこのとおり立派!
 しかもセンスがいい。
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↓二重になった引き戸を開けたら....
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また扉だった(笑)。つまり蔵の"裏口"ですね。
蔵の扉の厚さ、50cm以上あります。

この築150年の建物、日の丸醸造さんには
同じ屋根の下にあと2つ蔵があります。
その蔵は、今現在も酒造りのため現役で使われています。

こんな建造物が現役で使われているなんて。
建築好きの人にはたまらにと思います。

見てみたいと思いませんか?
見たいでしょう?
横手の素晴らしい蔵の話は、まだ続きます〜。
by rk008 | 2009-12-15 16:11 | お酒と蔵の話